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メキシコ料理とメキシコ音楽の店 ★サム・モレーノのブログ
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2010年1月4日に、私は家族5名で成田を出発、ロサンゼルスに着いて直ちにグレイハウンドバスに乗り16時間。エル・パソには明け方到着。更に国境を越えのバスでチワワに向かう。アメリカのバスより豪華なバスだ。行き先もCHIHUAHUAと書いてある。乗客もまばらで貸切バスのようだった。これで一気にチワワと思いきや国境付近で土地の人たちがワンさか乗り込んで来てすっかり満員になってしまった。バスはおもむろに国境へ向かう。アメリカ側は何の取り調べもなく通過、いよいよメキシコ側に入った。移民局の検査官がバスの中に入ってパスポートを調べ始めた。一人がバスから降ろされていた。我々日本人には問題ないと思っていたら「この日本人達はビザを持ってない」と言い始めて、バスから降ろされてしまった。現在はメキシコの中でもこの国境の町シウダ・フアレスが一番危険な地域だと言うことは知っていたがが面倒なことになった。検査室に連れて行かれて事務所で調べられた。「日本人はビザでなくツーリストカードで良い筈だ」と言っているのに分ってくれない。何人かに質問されたが、やがてツーリストカードを書いて後で銀行に手数料20ドルを払うことで開放された。いつも国境を越えるときは何か問題が起きるものだ。外に出ると1時間近くかかったのにまだバスは待っていてくれた。でも我々の荷物が外に出されていた。再びバスに詰め込んで出発。係りの男たちが降ろしたり入れたりと大変だったとチップを要求してきた。これは仕方がない。バスに戻ると皆が心配して「大丈夫だったか?」と心配してくれた。「やあ、待たして済みません。もう大丈夫ですよ、皆さんと一緒にチワワへ行けます」「近頃はテロが多いから調べもきついんだよ、可愛そうに」と逆に同情された。確かにここは間違いなく国境の南の国メキシコだ。運転手もやれやれと再びバスを走らせてチワワに向かった。つづく・・・

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