北メキシコ横断旅日記。その8。

ロス・カボスはカボ・サンルーカスとサン・ホセ・デル・カボのふたつの都市を言います。このふたつはもっと近いのかと思っていたが３０キロも離れているのだった。１月１４日はカボ・サンルーカスからサン・ホセへタクシーで移動。サン・ホセの方がソカロ、教会もあって町並みがメキシコぽい。この日はレンターカーを借りて静かな浜辺を探し回った。
レンタカーで思い出したのはメキシコは日本で取った国際免許が使えないそうです。じゃ警察に捕まったらどうするかというと「メキシコのような先進国で国際免許が使えないのはおかしい？Ｏｈ、ＮＯ！」と言ってそっとお金を渡すのだそうな。つづく・・・

北メキシコ横断旅日記。その7。

やっと常夏のロス・カボスにやってきました。まずはカボ・サンルーカスの方ですがさすがにカンクーンと並ぶリゾート。英語が話され支払いもﾄﾞル。何だかここはメキシコではありませんね。遊ぶには事欠かない楽しい所です。昼は浜辺で夜はサンセットクルーズを楽しんだ。研修旅行のはずなのにすっかり遊んでいるみたい。つづく・・・

北メキシコ横断旅日記。その6。

1月11日、寒い山岳地帯からメキシコ的な暑さが嬉しいここはラ・パス（平和の意味）にやってきました。海岸で朝食をとりバハ・カリフォルニアの歴史を知る為博物館を訪れる。ここまで強行してくると皆お疲れ気味。ラ・パスのホテルはリーズナブルでした。5人部屋で７７０ペソ。７０００円ぐらいかな？明日は最終地ロス・カボスへ向かう。つづく・・・

北メキシコ横断旅日記。その5。

旅も7日目の1月10日、ロス・モチースを夜11時発のフェリーに乗る為、6時に船着場に着いた。今度はチケットを買うのに1時間半を過ぎていた。ここはメキシコ、何事ものんびりしているのだ。やっと順番がきたがキャビンはなくバーのソファーなら空いているとのことで仕方なく一人1070ﾍﾟｿ（１万円位）を払う。ちょっと高い気もしたので、汽車の時はカントの学割が効いたから試しに尋ねてみたが、セニョリータにあっさり断られてしまった。やがて出航したがもう12時を回っていた。甲板に出る月と星が綺麗に輝いていた。これで朝にはバハ・カリフォルニアのラ・パスに着く。つづく・・・

北メキシコ横断旅日記。番外編

さて、話はさかのぼってチワワからクリールまでのツアーが２泊３日、ホテル代、朝食、夕食、そしてガイド付きの名所案内で一人15000円は安いと参加したのですが、何でこんなに安いのか？夕食を食べてみてよく分かった。大きな食堂にはお客が僅かで閑散としていて寒い。ＢＧＭがやたらでかい音量でかかっていて更に音が飛ぶ。大丈夫かいなここは？ようやくステーキらしい料理が運ばれてきて一口食べてびっくり。レバーのステーキだった。どうにか味は付けてあるがどう頑張っても２口が限度。朝食はまあまあだったが、次の日の夕食がまた凄い。ひき肉の味なし料理としか言えません。もう食べれません。リンド夫妻がチワワのチーズ工場で買ってきたチーズで飢えを凌ぐ。ホテルは街の中心からは離れているしこのツアーはもう二度と御免だ。（たぶん二度と来ないけど）皆でガックリして声も出ないでいた。ふと、隣の部屋を見ると卓球台とビリアードの台がある。これ使えるかも？壊れていたを直してもらって夜が更けるまで家族5人であの食事のことをすっかり忘れて楽しんだ。ホテルの人達もこんな山奥に来て夢中で遊んでいる変わったアジア人にあきれていたことだろう。これも旅のよい思い出だ。お陰でこれから行く先々の料理はどこも美味しく感じられた。